貿易戦争懸念から日経平均542円安 |
トランプ大統領が1日、米国の安全保障を理由にして鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の追加関税を課すとの方針を表明した。その結果、2日の東京市場では株安・円高が加速した。
貿易戦争が起き、好調な世界経済が変調をきたしかねないとの警戒が強まったからだ。
週末の日経平均は前日比542円安の21,181円で取引を終え、年初来安値(21,154円)に迫った。3日続落し、3日間の下落幅は1208円に達した。
円相場は2日の東京市場で1ドル=105円台前半まで上昇し、1年4か月ぶりの高値をつけた。
株が下落すると安全資産と言われる円が買われるからだ。
NYダウは4日続落し、終値は前日比70ドル安の24,538ドルとなったものの、大引けにかけて株価は反発した。
3営業日前のホンダの日足チャートを見ると前日比2.02%も上昇しており、右肩上がりになると思えた。
なお、ローソンは5日連続で年初来安値を更新。2014年10月以来3年5カ月ぶりの安値である。